ー尾藤さんがいま、夢中になっていることはなんですか?
「未知の世界を走ること」です。
ーなぜそういった過酷なレースに参加しようと思ったのでしょうか?
元々私は保育士をしていて、今のように運動習慣があったわけではないんです。
ただ、当時知識がないまま無茶なダイエットをしたことが原因で、摂食障害に
なってしまって...。
そんな経験から、健康に関する正しい知識を発信するためにパーソナルトレーナー
になることにしました。トレーニングと同時にランニングも始めたところ、あるイベントでサハラ砂漠を250km走ったという女性に出会ったんです。そこで「私ももっと大きなことにチャレンジしたい!」と一気に心が揺さぶられ、過酷なレースにチャレンジしようと思いました。
その時に「せっかくチャレンジするなら完走するだけじゃなく、優勝しよう!“世界一”になる!」と、勢いよく宣言したことで、世界への挑戦が始まりました。
フルマラソンしか走れなかった距離を少しずつ伸ばしていき、色々なレースに参加して...。気づいたらどんどん世界が広がっていましたね。もう第二の人生だと思っています!